秋田竿燈祭り

東北の夏祭り、東北4大祭りの1つとして知られているのが秋田の竿燈祭りです。

このお祭りを行うことによって真夏の病魔を予防したり、邪気を追い払ったりする意味合いがあります。

また、厄除け、五穀豊穣を祈って行われる祭りでもあります。

竿燈祭りの原型は宝暦年間辺りには出来ていたと言われていて、その当時はねぶり流し行事として行われていたそうです。

その事を綴っている最も古い文献として、寛政元年に津村淙庵と言う人が書いた紀行文で「雪の降る道」と言う物があるのですが、その中でねぶり流しが紹介されていると言います。

ですから、1700年代後半には既に竿燈祭りは秋田県独自の風物詩としてあったと言いますから、かなりその歴史は古いと言えると思います。

竿燈祭りは、長い竿を十文字状態にして、その十字の部分に灯火と言う提灯みたいな物をたくさん付けた物を人々が持ち、太鼓を鳴らしながら街中を練り歩くと言う物で、この巨大な竿を1つだけではなくて2つも3つも用意して練り歩いていたと言われています。

現在、竿燈祭りが行われる時期的には夏祭りの時期である、お盆前後に行われています。

あの竿燈を肩や額などで支えている所を見ると、かなり技術が必要なのではないかと思います。

あまりにも重いので、結構祭りの最中に倒れる事も有る様ですが、意外と提灯の火が消えないと言うのも不思議です。

その位願いが強く込められているのかもしれませんね。

少し遠くからこのお祭りを眺めていると、お盆の送り火の様な幻想的な物をイメージ出来るかもしれません。